鬱に効く一冊

読書による鬱克服法

お金ってなんだろう

お金ってなんだろうと考えたことはありますか?

沢山あったら幸せになれそうだと思いますか?

お金ってなんか汚いものだと思ったりしていませんか?

お金の教育ってあまり受けたことが無いなと思いませんか?

 

お金についての本は沢山出ています。

今回二冊の本を読んだので紹介したいと思います。

 

働きたくないけどお金は欲しい

働きたくないけどお金は欲しい

 

 

これからを生きるための無敵の―お金の話

これからを生きるための無敵の―お金の話

 

投資家の遠藤さん、2チャンネルを作ったことで有名なひろゆきさんの本を読んでみました。

遠藤さんは投資家になって働く時間を減らして豊かに暮らすことを提唱しており、ひろゆきさんはベーシックインカムの導入を推奨しつつ浪費しない生活を提唱しています。

この二冊の本を読んでみると、コツコツ働いてお金を得るだけが人生じゃないなと感じます。

応援したい企業の株を買って収入を得るというのも面白そうだし、ベーシックインカムが導入されてブラック企業が淘汰されたらいいなとも思います。

遠藤さんは、銀行に貯金をためておくのが良いという考えのは戦時中の国の政策の一環であり、現在は銀行に預けても利率も悪いのだから個人で投資先を選んで投資をするべきと言いっています。怪しい儲け話の見分け方なんかも書いてあります。

一方、ひろゆきさんは、投資をすると株の変動が気になって時間が無駄になるから貯金でいいのではと言い、お金で買える幸せには限りがあると言っています。

遠藤さんは、昔は皆が農作をして仕事が沢山あったのに機械化されて農作をするのに必要な人が減り、余った人が新しい仕事を始めて人類はどんどん進化してきたと言っています。就職難は人類が発達している証拠なのです。

ひろゆきさんは、日本のコンテンツ力は世界に誇れるものだからベーシックインカムを導入して暇な人間を増やせば、面白いものが沢山でてくるのではないかと言っています。

 

二冊の本を読んで、お金と時間と幸せの関係について考えさせられました。

「お金なんてただの宗教だ」という言葉も印象に残りました。

お金のために自分の時間を削り続けて病んでしまうよりも、節約したり不労所得を増やしたりして自分のための時間を確保し、幸福度を上げる生き方を目指してみるのはいかがでしょう?

自分をコントロールする方法を学ぶ

鬱に効く一冊。

今日は勝間和代さんの本を紹介します。

勝間さんの本は何冊か読んでいます。

女性の書くビジネス書は、男性が書いたものよりも同性として親近感が持てます。

 

この本は、自分をいかにコントロールしてパフォーマンスを上げるかということについて書いてあります。

鬱の治療をしていると「他人と過去は変えられない、変えられるのは自分だけ」という言葉をよく耳にします。

「確かにそうかもしれない」とは思いますが「自分を変えることは結構難しい」と感じてしまいます。

そんな時におすすめしたい一冊です。

 

本書を読んで印象に残った事例を二つ挙げておきます。

・中毒性のあるものに手を出さない。

 例えば、タバコ、お酒、ギャンブルなど。

・移動は飛行機でなく新幹線を選ぶ

 移動中の自分の行動が制限されにくいから。

 

自分の時間やお金、行動をコントロールするチップスを学ぶことができます。

その他、人間関係のこと、家事のことなど。

 

タイプAの生き方を諦める

鬱に効く一冊。

著者は有名大学をドロップアウトして書店員のアルバイトをする人生を選びます。

本書では、一般的にいいとされる目標に向かって頑張れる人間をタイプAと仮定して、タイプAでない生き方もあるということを乃木坂メンバーの言葉を引用しながらまとめています。

著者の印象は、とにかく真面目。

真面目すぎるとタイプAになれないのではないかと感じました。

私もタイプAではありません。

私は、読書をしている内にタイプAでない作家に沢山出会うようになりました。

タイプAでない人の本を沢山読んでいると段々に自分の人生を肯定できるようになります。

親や世間が評価するタイプAですが、向かないと思ったらタイプB、タイプCを模索してみることをおすすめします。

 

しょぼい起業方法を学ぶ

鬱に効く一冊。

今回は起業の仕方の本の紹介です。

鬱になった原因が会社勤めが合わなかったから、という人は多いのではないでしょうか。

私はその1人に入ります。

勤め人の親に育てられるとなかなかそれ以外の生き方をイメージしにくいものです。

会社勤めが向く人と向かない人が居て当然ではないでしょうか。自分に合う働き方をみつけたいですよね。

しかし、起業となるとなんか難しそうだ、お金がかかるのではないか、失敗して痛い目に合うのでないかと考えてしまいます。

本書は、そんな不安を抱える人に対し緩い起業方法の成功例を教えてくれます。

例えば、店舗を借りて自分が住むついでに物を売るといった具合です。

一般の雇用制度を定額働かせ放題と批判しているのには笑いました。

働き方は色々あるものだと視野が広がる一冊です。

西原理恵子に学ぶ

鬱に効く一冊。

反抗期の娘さんに向けて書いたような本。

お寿司も指輪も自分で買おう

社長の奥さんになるより、社長になろう

と著者は言います。

女の子が生きていくのは案外難しい。

著者はDV被害の経験を持っています。

そんな過去を恋人の高須先生が

人生の最初の耕す時期は、台風や日照り、害虫など、それはもう理不尽なことがあとからたくさんやってくる。

それが生きていくということ。

と慰めます。

女の人生が理不尽だなと思ったら、良くない男に捕まってしまったら、この本が励ましてくれると思います。

自立と孤独を考える

Kindle Unlimitedで読むことができる本。

加藤さんの本はいつも親の愛が不足したせいだと言う。

一人でいる事に不安を感じるのは、幼少期に親の愛が十分でなかったからだろうか。

自立できないのは、親の愛に満足できなかったからだろうか。

親のせいだと言われたら、自分のせいじゃないと言われているようで安心する。

しかし、今更親の愛を得ることは恥ずかしい。

親を愛情表現豊かな人に変えるのも困難だ。

親の愛が乏しかったのか、自分の求める愛が多すぎるのか。

愛情不足があなたの人生を不自由にしているかもしれない。

 

自分のことだけ考える

鬱に効く一冊。

堀江さんの本を紹介するのは2回目。

タイトルに惹かれました。

著者は学生時代、仲間と揉めた時「人の気持ちなんて、わかるわけない」と言い捨てた事があるそうです。

冷たいような気もしますが、人の気持ちなんて本人しか分からないものかなと気づきました。

本書の冒頭ではこう書かれています。

自分が「正しい」と信じることを、やるしかない。

自分が「必要だ」と感じるものを、手に入れるしかない。

自分が「後悔しない」と言える、好きな道を行くしかない。

自分が「こうだ!」と決めたことを、努力し続けて行くしかない。

自分で自分の事を考えないで、誰が自分のことを考えてくれるだろうと思い至ります。

本編は49編の短いコラムになっており、とても読みやすくできています。

コラムのタイトルを少し紹介します。

  • いじめられたら、悩む前に逃げろ
  • 考えても意味がないことは、頭から消し去る
  • はたしてトモダチは必要か?
  • コミュニケーションスキルなんていらない

このタイトルが気になる方は、ホリエモン流メンタル術を学んでみてはいかがでしょう。